広島県社会保険労務士会の労務管理研修会に参加しました。
研修内容は、「外国人雇入れ労働者に関する留意点について」（馬場行政書士）と「有期雇用労働者の人事管理をめぐる法的諸問題とその対応」（緒方広島大学大学院教授）でした。
「外国人雇入れ労働者に関する留意点について」
・広島県の外国人登録者数（永住者４割と研修・留学等の非永住者）は、Ｈ21末で、41,352人。
国籍は①中国、②韓国・朝鮮が多く、次いで③フィリピン、④ブラジル、⑤ベトナムの順。
広島大学への留学生は、70ケ国、1000人を超えている。
広島県は、技能実習生が全国で４番目に多い。
・不法滞在者かどうかを見分ける方法は？
外国人登録証明書（市町村発行）とパスポート（国際旅行・滞在用の公式な身分証明書）を持っているか。パスポートは有効期限内か、有効期限が過ぎている場合は入国管理局の在留資格証明書を持っているか。
・今後、入管法改正で来年夏ごろからは、外国人登録制度は廃止、中長期在留者には入国管理局で「在留カード」が発行され、二元管理から一元管理になるそうです。市町村は外国人登録から外国人住民票に編成されるそうです。
